スタッフブログ
2022.10.01
一宮漁協様とアマモの施肥導入の撮影を水中ドローンでお手伝い!
こんにちは mizubiyoriです
本日は淡路島にある一宮漁協組合(JF一宮)様が行っている事業の
アマモのための施肥を巻く作業の撮影に行ってきました
そもそも「アマモ」とは何か?といいますと、
稲のような海藻で、おだやかな海域の砂地に生息しています
アマモが生えていると、魚の隠れ家になったり、魚やイカ、エビなどの産卵場になり海が豊かになります。
さらに海を綺麗にしてくれたり、炭素を取り込み地球温暖化を防止する役割も担っています(ブルーカーボン)
そんなアマモに淡路島でとれた鶏フンの肥料を与え、生育を助けようという取り組みが今回の施肥導入作業です
今回、導入される施肥はなんと8トン 群家と江井の地区に2隻の漁船で行う大作業です
一宮漁協の青年部の、のりの漁師さんたちが今回は担当のようです
M2PROで撮影を手伝いました
バタバタしてるので、船に乗り込むまでは端っこで待機です
撮影班は、船外機の船にて出動です
いよいよ施肥導入 私はドローンで水中待機です
じゃんじゃんアマモの生息場所に施肥を導入していきます
海中の様子です 海と鶏糞の境目がはっきりと写っていますね
海中はまたたく間に真っ黒に!
心配しなくても比重が重いため、翌日には海底に沈むそうです
ちなみに【↓が導入前のアマモ】です
ちょうど実をつけ枯れた後です 今から地中の種が育っていく段階になります。
【↓施肥導入後】
しっかりと、施肥が沈殿していますね
撮影は成功です
この後も、アマモに肥料をやりすぎていないかチェックをしたり、成長を記録したりしながら、
月に1度、施肥を導入する予定だそうです
こういった漁業関係者の皆様の努力によって、日本の豊かな海は守られているんですね
とても素晴らしい取り組みだと思います
JF一宮の皆様、撮影に呼んでいただき本当にありがとうございました