水中ドローンとは?

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大きさ

水中ドローンとは、人間の手で持ち運べる「遠隔操作無人探査機(ROV)」です。

有線での遠隔操作ができ、機体によっては深度100m~300m程度まで潜水可能です。

重量は10Kg以下のものから最大100Kg程度の大型機まで、大きさは長辺で40cm~100㎝程度と様々。


※弊社でメインとして運用中の機体は、CHASING社製のもので、最大深度100mから200mまで潜水可能な機体を取り揃えています。

水中構造物や生態系の様子を調査・撮影したり、海底のゴミを拾い上げたりと様々な作業を行いますが、従来は潜水士が何人も入れ替わっての作業でした。


水中ドローンを利用することにより、安全かつ効率的に任務を完了することができます。

水中ドローンの活用事例

趣味での活用

海底の風景や、通常は潜水することでしか見ることができない海中の生物や景色を撮影することができる水中ドローンは、ダイビングができない状況でも楽しむことができます。
また、釣り愛好家にとっては、例えば魚群の位置を特定したり、最適なスポットを探すなどやりたくてもできなかったことができる喜びを味わえます!
利用が期待できる業種としては、マリンレジャー事業者、ホテル、旅館などの宿泊施設、フィッシング関連事業者、趣味としての釣り愛好家などがあります。
また、これらの用途では個人での利用も可能になります。

ビジネスでの活用

潜水士不足に悩む海洋関連業界全般。従来は潜水士でなければできなかった業務を安全かつ低コストで実現します。
たとえば船舶の調査では、船底の付着物や、プロペラなどの調査が挙げられます。
従来危険の多かった潜水士によるプロペラ調査も、水中ドローンなら低リスク、低コストでの調査が可能になります。
(事業者一例)プロペラメーカー、造船会社、艤装工事業者等

また災害時などの捜索、救助活動では、救助隊員が駆け付ける前の事前調査を行うことで、効率的に捜索、救助活動できることに期待が集まります。
(事業者一例)海上警備業

養殖関連では漁網の点検や死魚回収で水中ドローンが活躍します。
長大な漁網のメンテナンスに十分な人数の潜水士を確保するのが難しい昨今、水中ドローンなら1チーム数人で作業が可能となり、またバッテリー交換さえすれば何時間でも潜航できるタフさがもしもの時の頼りになります。
(事業者一例)漁業、水産加工業

2027年度までに日本市場規模が約610億円に拡大すると予測されています。

ニーズの拡大に伴い水中ドローン人材が今求められています!

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